ABOUT KOTOBUKIYA

ごあいさつ

郷土菓子と相通ずるどっしりと鎮座する桜島。

心のふるさとに灯る「寿屋」ならではの郷土菓子、

そして新しい創作菓子をこれからもつくり続けて参ります。

初代・古江藤雄は昭和11年に創業。戦前で物がない時代、コンビニのような食品・雑貨店を営んでいました。その後のハネムーンブームで鹿児島には多くの新婚カップルが訪れたのだとか。藤雄があつかっていた土産菓子も飛ぶように売れ、いつしか菓子製造を志すようになりました。

昭和33年法人化、その後本格的に菓子製造を始めました。

初代・藤雄は仕事に厳しい人だったと聞いています。29歳で寿屋を継いだ父の二代目・俊彦も朝早くに家を出て工場に赴くような職人気質の人でした。父が持ち帰るかるかんの切れ端は、もっちりふわっとして幼心に最高の美味しさとして刻まれています。自然薯の皮を剥いておろして作っていた当時の軽羹。薩摩藩の貿易で得た砂糖とシラス台地の育む自然薯、この南国の海と大地が育む素材でつくられる軽羹(かるかん)。私を含め子供らに、ふるさとの誇りとしての味は今も受け継がれています。

真面目で勤勉な先代たちのおかげでつくられた現在の「寿屋」の基。三代目として郷土菓子の製法を引き継ぎながら、新しい発想で未来につなげることを使命としています。

御菓子処 寿屋

三代目 代表取締役

古江功二

COMPANY

会社概要

称号 有限会社 寿屋
本社・工場所在地 〒891-1304 鹿児島県鹿児島市本名町1102
連絡先 TEL 099-294-3010
FAX 099-294-3011
メール  お問い合わせフォーム
創業 昭和11年
法人設立 昭和33年1月
資本金 420万円
従業員 17人
営業種目 菓子製造販売:かるかん、あく巻、雅(スイートポテト)、焼唐芋ケーキ、郷土菓子など
主な販売先 (株)フレッシュフーズ九州、(株) 指宿白水館、セイカ食品(株)、(株)日本物産、コープかごしま、さつまいもの館
主な仕入先 小城製粉(株)、エスパックス(株)、(株)タカイ、太陽包装(株)
取引銀行 鹿児島相互信用金庫
COMPANY HISTORY

沿革

昭和11年 創業者古江藤雄が鹿児島市下荒田町にて菓子製造店を開店
昭和27年 下竜尾町に移転
昭和33年 組織を法人とし有限会社寿屋を設立
昭和49年 古江俊彦が社長に就任
昭和63年 吉田町に工場を新築移転
平成7年 下竜尾町の店舗建物を撤去、本店を新築
平成25年8月 古江功二が社長に就任
平成26年6月 下竜尾町本店を閉鎖